2008年02月29日

抑揚の描写と締めの一工夫(勉強会スピーチより)

勉強会3分スピーチ
松本義弘氏


ティッシュペーパーで死ぬ思いをした、というお話です。
5人の仲間と旅行に行くことになりました。
栃木方面です。
出発当日、往き道で、ティッシュペーパーを忘れてことに気づいたんですね。
で、このとき渋谷です。
渋谷とかだったら、街を歩けばいくらでももらえるんですね。
で、歩きました。
ところが、この日に限ってなかなかもらえませんでした。
そうこうしているうちに気づいたら、もう時間がなくなっています。

ティッシュはもらえないまま、山手線に飛び乗りました。
ここでも気ばかり焦ります。
しかし、ここでじたばたしても時間が早くなるわけではない。
で、考えました。

品川駅からは、平行して京浜東北線が走っている。
こっちの方が若干早い。
よし、乗り換えよう。
と乗り換えました。

思った通りで、若干早かったです。
でも、間に合うかどうか微妙なところ。
やはり気が焦りました。
しかし、”落ち着け、今急いでも結果は変わらない”
と言い聞かせました。
そして、乗り換えに近い車両の一を思い出して、そちらに移動。
上野駅到着に備えました。

上野駅到着。
飛び降りました。
もう、電車は出発のベルが鳴っています。
そこを走って、なんとかぎりぎりドアが閉まりかけの所を飛び乗りました。

仲間の方は、私のことを心配しながら待っていてくれたのですが、
その日の宴会は、私の滑り込みが酒の肴にされてしまいます。
未だに言われます。


今日のお話は、ティッシュペーパーは
前日に用意しましょう、というお話でした。


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(感想)
文章では表しきれなかったが、声の抑揚や身振り手振りが豊かで情景描写に臨場感のある、そう言った意味で楽しく聞けるスピーチだった。

(気づいた点)
ただし、内容的には2点、気づいた点があって・・・・

 上野駅に向かっている・・ということはスピーチ終盤になるまで分からなかった。この辺の前提の説明は前半に分かっていた方が状況を理解しやすい。

 主題。「ティッシュペーパーは前日に用意しましょう」
笑わせどころでこれを言うのは”あり”かもしれないが、締めの部分ではもうすこし教訓的なことを話した方が、スピーチ後好印象が残ると思われる。


(やや抽象的なことを)
情景描写を感情豊かに話すものの、締めが今ひとつだったり、あるいはなかったり、で後々の印象に残りにくい、スピーチになってしまう(残念)
こういう傾向のスピーチの人がいる。
これは、スピーチ真ん中(話題部分)と締めの部分で求められるものが違うからだろう。

話題部分は、視覚的、感覚的、情緒的に出来事を描写する。
締めの部分は、その出来事を分析・総括して端的に表現する。
上記スピーチは、
以前ブログ記事として書いた「右脳のスピーチ・左脳のスピーチ」の
右脳のスピーチということになる。
posted by しくむ at 21:10| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月28日

話す順が逆だったかな?(「即題スピーチ 」より)

即題1分スピーチ
「み」
池本慎二
(ひらがなで1文字書いたカードを引き、その言葉をキーにしたスピーチをする)

「みんなで渡れば怖くない・・という言葉があります。だいぶ昔に流行った言葉ですが。悪い意味で使わていますよね、しかし、考えてみますと、あの言葉は正しい。キマリだからと言って自分だけ渡らないと、遅れて損をしますし。

信号に頼るのではなくて、左右を見て車が来ているかいないかを見極めて自己責任として渡る。これが大人の態度というものですね。

ただ、子供の前でこれをすると怒られますが・・・。


小学生の頃、私は信号無視をしたことがあって、そのことをエラク悪いことをしたように言われたことがあって、今考えると腹が立ちますぅ。」


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(感想)
話す内容は、これで”あり”だと思うが順番はよろしくない。
課題が「み」なので、「みんなで渡れば怖くない。」という言葉から始めるのはよしとして、

小学生のときの経験(信号無視)から話し始めていく方がすっきりしたと思われる。

「即題なので練る時間がなかった」と言い訳したい面もある。
(1ヶ月前、同じ指摘をしたスピーチがあったが、今度は自分の反省として)
posted by しくむ at 05:43| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月21日

目的の使い分けを意識しながら・・(実習会講義)

実習会講義
話の4大目的・説得
・説明
・心理的結合
・情緒的変化

がある。

その気になってもらう「説得」
分かってもらう(使い方等を理解してもらう)「説明」
とこの辺はよくあるものとして、

心理的結合・・話してその場での距離を近づけるために話す
情緒的変化・・落語等で笑わせる。話で泣かせる・・等々、感情を動かす
というものがある。

一つの話(1時間の話とか)
でも、その場その場でそれぞれの目的がある。
今の話は、どれを目的にするのか?
ということを意識しながら話すと、頭が整理されます。

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(感想)
私は普段意識できていたのは、説得と説明。
ここは違いを認識しながら話していたよう思っている。
しかし、下2つの心理的結合と情緒的変化・・こちらは意識できていなかった。
何となくは思っていたのだが・・・

短い3分間スピーチであっても、
説明の部分、気持ちを動かすような情緒的変化が目的の部分(笑いを入れる部分とか、悲しい気持ちを述べる部分)、教訓を述べる説得の部分等々がある。
これを意識しながら使い分けことができると、より、メリハリの効いた、話になる。そんな風に思えた。

なお、3分間という短いスピーチでもそうであるが、
講演会等の長い話だともっと違いが顕著になる。
「説得」・・プレゼンテーション等
「説明」・・説明会・ブリーフィング
「心理的結合」・・懇親会・打ち上げなどでの話
「情緒的変化」・・落語・芝居
上記のような場所では、これが主目的になるだろう。

が、長い話であれば、導入部分では、聴衆を引き込むために興味深い話をしたり、リラックスさせるために笑い話を入れたり(情緒的変化)
親密感を出すために、「私もあなた方と同じような経験(失敗とか)があります。」とかを述べたり・・
全体を通しては「説得」しているのだけれども、途中途中では、他の3つの要素を目的に話す。

上手く使い分けながら全体を構成していければ、聴衆を引き込み、飽きの来ない面白い話をできる、といえるだろう。
次回機会の機会には、ここを意識しながら実施してみたい・・と思わされる講義だった。
posted by しくむ at 23:51| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 教室レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月20日

「昔風がよかった」に同感して (実習会スピーチより)

実習会スピーチ 
広町豊平氏
「大中小が良い」
課題「中」

3年ほど前の頃のことです。
私は、友人といってもだいぶ年上の50代半ばの○×トオルという人と出かけたんですね。
途中で、休憩をかねてコーヒーを飲みに入りました。
この頃からですが、昔ながらの喫茶店というのは、なくなって来ていてスターバックスだったんです。

コーヒーの種類もたくさんありますね。
○×とか
△とか・・
どういうものかなかなか分かりません。

で、普通のレギュラーコーヒーを頼むと今度はサイズです。
店員「ショート・トール・グランテどれになさいますか?」
「僕トオル」と答えてました。
私はグランテにしたんですけどね。

出てきたコーヒーのサイズを見ながら
「僕もグランテにしたらよかったな!」と彼はぼやきました。

私も何とか雰囲気でグランテにしたのですが、こういう訳のわからない用語はいやですね。
やっぱり分かりやすく「大中小」ですよ。
一歩譲ったとしても「L、M、S」くらいにして欲しい。

そんなことを思いながら、今は少なくなってしまった昔ながらの喫茶店を懐かしく思います。

以上、大中小がいいというお話でした。」


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(感想)
名前のトオルとサイズのトールを混同した笑いの混じるスピーチだった。
それでいて、昔の店の方が良かったな!というちょっとした寂しさも伝わってくる。共感するところの多いスピーチだった。

(気づいた点)
サイズのショート、トール、グランテの説明を入れながらの方が分かりやすかったかもしれない。(もっとも私が知らなかっただけの可能性も高いのだが・・・)
posted by しくむ at 21:06| 埼玉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月18日

仕事人の気づきを好感的に・・ (実習会スピーチより)

始めと終わり良ければすべてよし
平山義則氏
実習会スピーチ
課題「中」

最近、「デットライン仕事術」という本を読みました。
ここでは残業はするべきではない。就業時間で効率よく終わられるべきだ。
等々と書かれていました。
納得できるところが多く、私もためしみることに・・・

朝、始業時間よりだいぶ早めに出勤することにしたのです。
すると・・
管理職の課長や部長も早く、今日の予定とか話しているのですね。
それを横から聞いているだけで、その日の大まかな流れを把握することができて、時間の使い方とかが効率的になったりします。
結果、時間中に業務を終えることができて、結果残業無しで帰れる日が多くなりました。

よく「終わりよければすべてよし」と言われますが、こういう体験をふまえると、始め・準備の段階も大切ではないかと思うわけですね。

以上、始めと終わりよければすべてよし、というお話でした。


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(感想)
著作の主張に説得力を感じて自ら実践してみた教訓を述べた・・
勤め人として興味深い内容だった。

(気づいた点)
このスピーチ
残業よりも早出して業務をこなす方が、時間が効率的になる・・という主張のように解釈できる。
なので、主題はそれを前面に出した方がすっきり感が出るように思える。
(終わりよければすべてよし、のよく知られた格言に掛け合わせなくても良いのでは?ということ)

また、最近は早めに出勤している。ということで、今まで何時始まりの何時出勤だった。ところを何時にした。という数字的な表現が欲しかった。

もう一点、この話いいなぁ、と思いながらも、”朝の15分早く起きるのもキツイ”と思っている勤め人は多いはず。そのことについて少し触れるのも説得力を増したかもしれない。
例「私も最初は15分早く起きるのがつらかったのですが、習慣になってしまえば以前とあまり変わらない感じです。残業無しで帰れる時間は早くなるのでアフター5は充実します。」
とか。


と3点書いたが仕事のスピーチとして好感だった。
posted by しくむ at 21:35| 埼玉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月16日

心に聞く法(30分講演)

カウンセラーズフェスタ講演(30分)より

大門昌代さん
心との対話

私たちは望まない状況によくなります。
確かに、意識ではそうなんですね。
ただ、意識下あるいは無意識ともいう、では、実はそれを望んでいる。
そんなことが多々あるわけです。
そして、意識下のことが実現しています。
そんな構図になっているのですね。

この意識下は自分のことでありながら、自覚がない。だからやっかいだとも言えるのですが・・・
自分にとって問題が起こった場合は、この意識下が分かると問題の半分が解決したとも言えるわけです。

この意識下を知る=自覚する、作業が自分でできるといいと思いませんか?
そういうものがあるんですね。
これからその技法を紹介します。
「フォーカシング」といいます。

具体的に私の例で
仲のよい友人がいました。
3ヶ月前ですかね、その友人から無視されるようになったんです。
電話をしても出ない。
メールをしても返信がない。
初めは、偶然だろうと思っていたんですが、
3回以上同じだったので、これは無視されている。嫌われた。
と認識し始めたんです。
こういうのってつらいんですね。
いったいどうしたらいいんだ?
と悩んだのですが、
そうか、私はカウンセラーだった。
ということを思い出して、セルフ・・・を始めました。

他人から見ると変な人に思われますから・・
お風呂とか、一人のところで行ってくださいね。

まず、自分がその不安や不快に感じる体の部分を決めてください。
あくまで感覚的なもので、頭で考えてはダメですよ。
私の場合は、のどの下の部分だったんですね。

で、その部分に名前を付けます。
なぜかそのとき「太郎」という名を思いついてそれにしました。
なぜか男の名前。

単刀直入に質問します。
大門「太郎、なぜ私無視されるのだろう」
太郎「俺は、昔、結構悪いことをしてきた。だから、人に仲良くしてもらったり幸せになったら行けないんだぁ」

と私の方が説得にかかられます。
私、今は人の力になろうとかいいヤツのつもりだったけど、そう言われてみれば・・一理ある。なんて思ってきてしまいます。

そこを踏ん張って
大門「昔はそうだったかもしれないけど、相応につらい目にも遭ったし、今は更正した。もういいじゃない。幸せになっても・・・」
太郎「そうやな、そんなら、ワシはもう消えるわ。」
と、それまで真っ黒で肝のような形をしていた太郎の色が薄まって消えていきました。


出来事はこういうことです。
自分の意識下を自覚した。
ただ、客観的状況は何も変わっていないんですね。
しかし、問題は解決していくんです。

1週間後、その友達から電話がありました。
友人「ごめん、悩み事があってね、1週間家に引きこもっていたの。メールも電話も一つも出なかった。」

彼女には彼女に事情があったんですね。
彼女とは以前の連絡を取り合う友人関係が復活しました。

もし、私が当時の不安を持ったままだと、鬼メールというか、何通も送っていたかもしれません。
そうなると、逆に彼女の心を閉じちゃう。
そして、元に戻らない。
そうなっていたかもしれません。

セルフフォーカスによって、自分の心内の不安を意識して軽くできたおかげで、余裕をもって友人に望むことができた。
これが好結果になったのだと思いますね。

意識下の問題を自覚できると自然に解決に向かうそんなことが多いんですね。
皆さんも試してみてください。

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(会場への往き道:雪が積もった淀川)

(感想)
私が「潜在意識」と言う言葉を初めて聞いたのは、大学生の頃。「マーフィーの法則」という著作だった。
人間には、顕在意識(普段自分でも自覚できる意識)と潜在意識(自覚は出来ないけれども確実に存在している)がある。
そして、潜在意識が実現してしまう。

では、いいことを潜在意識すればいいではないか?
と思ったりするわけだら、ことはそう簡単ではない。
潜在意識は、コントロールできないのだ。
不安やマイナスイメージ・・・そういうことを漠然と思っているのだ。

この潜在意識(意識下)と対峙する方法、というのをこの講義では聴くことが出来た。
もちろん、うまくいかないこともある(休憩時間中に彼女に質問した)。と言うことだが、
心に聞く。意識上に上げる。
解決は、潜在意識が大きく力を貸してくれる。
上記講演(30分のショートではあったが)でその方法知ることが出来た。
一度試してみたい、と思わされる話だった。
posted by しくむ at 21:06| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 教室レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月02日

話し方勉強会のお知らせ(2月17日)

話し方勉強会=燦々実習会第29回
2月17日(日)14:00〜17:00で行います。
場所:王子夢広場

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今回は3時間ですので、後半の講義は無しにします。

3分スピーチ課題:中(チュー、なか、赤(麻雀で「中」のことを「あか」と呼びます)

都合のつく方参加願います。
ちょっくら興味が出た方、問い合わせ下さい。
posted by しくむ at 22:59| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 教室レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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