2008年07月31日

囲碁を題材にしながら(映画「囲碁王とその息子」より)(その2)

(昨日記事の続き)

上映後は予告通り、監督と俳優2人(一人は12才の子役)を迎えてQ&Aの時間が設けられた。
http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=3507&to=next&offset=0


img513.jpg

司会「何かご質問はございますか?・・・はい、左側後ろの方」
質問者「私は碁会所を経営しております。韓国や中国では囲碁が盛んですが、どういう理由からか、監督のお考えを聞かせていただければありがたいのですが・・・」

(監督は中国人なので通訳が入りながら・・・」

監督「この作品は囲碁を題材としていますが、描きたかったのは親子の愛情です。・・・・・・」

と、対話は少しちぐはぐな感じがしたが、通訳を挟んでいることだしこういうこともあるのだろう。



質問者「私の父は県の大会で一位になったくらい囲碁好きなのですが、出かけていったら朝帰りになることもよくあって、母はそのことをすっごくおこっていたのですが、この作品を見てなんだか分かるような気がしました。父をちょっと許そうかな?というきになりました。・・質問というより感想ですね。」


質問者「まず感想ですが、すばらしい作品で感銘しました。・・・とろこで質問ですが、息子の方が挫折するとかいう場面は入らなかったのでしょうか?」
(作品中は、息子はほとんど負けることなく順調に勝ち進むので、それはリアリティに欠けるのでは?という意味の質問:しくむ解釈)

監督「ありがとうございました。挫折の場面も考えたのですが、最後は希望のある明るい終わり方をしたかったのでこういう終わり方になりました。」

(この辺も少しちぐはぐだったかもしれない。)

質問者「監督や俳優さん、実際に囲碁をなさると思いますが、棋力はどのくらいですか?」

監督「父役の○は初段打てます。私と子役の△は実は囲碁はできないんです。」


///////////////////////////////

私=しくむも質問の手を挙げた。
しくむ「この作品のタイトルは”囲碁王とその息子”でしたよね。で、ラストの方の台詞で父が”私は囲碁王の父親と呼ばれるのが夢だ”という台詞がありました。この台詞が作品全体を表していると思うんですよね。タイトルと少し食い違っているのですが、この辺はいかがでしょうか?」

監督「今のは良い質問ですね。そうなんですね、父はプロになる機会を逃してしまった。で、今はその夢を息子に託す。そういう親子を描いた作品なのですね。」



(感想)質疑応答の感想:
観客は、囲碁の愛好者が多かったようだ。
質問も囲碁に関することが多かった。
また、司会者の方の質問は、俳優としての苦労話などを聞いたものもあった。

しかし、囲碁に関すること(例えば中国の囲碁事情など)を質問するのは、この場面ではあまり適切とは言えない。
監督は特に囲碁好きというわけではなく、原作に惚れて囲碁を題材にした作品を作った。
なので、ここでは作品について質問するのが的を射ているではないだろうか?

と手前味噌になるが、私の質問がそれに当たると思えた。
(”良い質問”と監督から言葉が出たのは、私のだけで、ちょっと自慢したい気分になった)

私の解釈・・・
この作品を一言で言い表すとすると”囲碁王の父を志し”なんてことになる。
ただし、このタイトルにしてしまうと、ネタバレ。作品の顛末がすこし想像できてしまう。
そこで、最初から分かっている設定=「囲碁王とその息子」というタイトルにしたのではないか。

・・・・・・・・・・・・

一般的延べ方として・・・
今回に限らないが・・
質問者はまず、感想から述べることが多い。
「すばらしい作品、感銘しました。」とか「楽しませていただきました。」とか。

私からするとそれは余計だと思える。
質問を受け付けているのだから、通り一遍の挨拶などは退屈なのだ。
こういうのは抜きにして、いきなり本題に入ればいいのではないか?
というのが私の意見である。しかし、多分これは少数意見なのだろう。
(私が決まり切った台詞があまり好きでない)

もっとも、感想と言っても、その作品の具体的な場面を揚げて感想を述べるとか、作品の特徴やメッセージを解釈して感想を述べるのなら、それは聞き応えがあったりもするのだろうけど・・・。


私はしばらく囲碁を打つのをご無沙汰していたが、久々に打ってみたくなった。
(これは作品と特に関連しない感想)
posted by しくむ at 21:00| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 心のつぶやきに言葉を(著作・映画編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月30日

囲碁を題材にしながら(映画「囲碁王とその息子」より)(その1)

上映時間が近づいてきた。
展示会場から上映会場に戻る。
同じように会場に入る人が結構いた。

上映部屋に
ここは専用の映画館ではないみたいで、
舞台や、大会議などもできるような部屋みたいだ。
パイプ椅子(と言っても少し良いものだけど)に座布団が乗せられてあるのが並べられていた。

今回の作品は「囲碁王とその息子」中国作品である。
私は囲碁が趣味ということで知人が教えてくれた。

この映画祭には司会がいて、上映前には作品の紹介がなされる。
司会「この作品の監督と主役を演じてくれました俳優お二人(父役と息子役)が来ています。上映後にQ&Aセクションを設け質問を受け付けます。」
と紹介された。

上映は105分。

cinema_igooh_and_son.jpg

あらすじ
・・・・・・・・・・・
囲碁が大好きなリウは、周りから“碁聖”と呼ばれていた。しかし彼には囲碁以外の才能が全くない。何年も失業中で、家でゴロゴロするばかり。妻からは離婚を迫られるが、息子は意外なことにリウと暮らすことを選ぶ。
・・・・・・・・・・・
実は息子(12才)は囲碁ができた。それも大好きで非常に強い。
母親が大の囲碁嫌いで、禁止されたためにできない振りをしていたのだ。
最初はダメだと叱った父親も、認め、息子を育てプロにしようと志す。

この後、特訓、大会出場・優勝を経て、才能を見込まれたプロに弟子入りをする。
このとき会話
プロ「あなたのあだ名は囲碁王、20年前に知り合っていれば、代表として韓国棋戦にも共に参加していた。」
父「私の称号は所詮アマの世界での話です。息子をプロにデビューさせ新の囲碁王とする。”囲碁王の父親”こう呼ばれるのが私の夢です。」

この後、母親を迎えに父子で向かうシーンで作品は終わる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(続く)
posted by しくむ at 22:19| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 心のつぶやきに言葉を(著作・映画編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月29日

やっぱり響く(本田美奈子愛のボイスレター展より)

川口市のスキップシティで開催された映画祭を鑑賞してきた。
スキップシティなるところは初めて行く。
川口駅から無料バスが出ていてそれで向かった。

sukippusithi.jpg

会場に着く。
ここがスキップシティか。
近くは通ったことがあった。
周囲に比べて新しい建物。イベントが行われそうな景観に
ここは何かな?
と若干の興味を持ったことが記憶によみがえった。

この映画祭、
一般の映画館で上映されるのとは違ったローカル?な作品の中で秀作を選んで上映する。と言うものだ。(入場料は1作品800円と普通の映画1800円よりは安いと言えるが、それなりの入場料だ)

上映時間まで40分ほどあったので、向かいにあるNHKライブラリーの展示物を見学した。
この日は「本田美奈子、愛のボイスレター展」が開催されていた。
38才で永眠した彼女。
先輩作詞家、岩多○○さんも同じ病院に入院していて、
彼女とボイスメールを交換していた。

img511.jpg img509.jpg
 
その一部をCD、ヘッドホンで聴くことができる。
また、メールの内容を展示物として読むことができた。

厳しい状況の中、弱りゆく体で、でも、心に響く言葉・歌だった。
やっぱり涙を誘うなぁ。

私が訪れた時刻が4時30分。
時間が遅かったこともあって、展示物とCDのみの見学になった。
時刻によってはフィルムの上映とかもなされていたみたいだった。
posted by しくむ at 22:01| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 心のつぶやきに言葉を(著作・映画編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月21日

迷いながらも踏み出す一歩に光を!(実習会スピーチ)

一線を越えると出来ること
実習会スピーチ
課題「気」
村上和憲氏


学生時代ですが、とても綺麗で憧れた女性がいました。
友達みたいな感じで接点は続いたのですが、
だんだんと好きになりました。
なかなか告白できません。
しかし、想いは募っていく。
でも、それを言うのは恐い。

日を重ね、恐い負の感情より
想いが上回りました。
そして思い切って告白。

結果は上手く行きました。


こんな風にですね、
やるかやらないか・・
その境界線で心が迷っているとき、
ここは恐いけれども思い切って、踏み出してみよう!
と一線を越えるときがあるんですね。

それが成功に結びつく。

スピーチなんかもそういえると思うんですね。

人前に立つ緊張感や上手く話せるか?との不安。
しかし、上手くやってみたい、という挑戦心も一方ではある。
そして、やってみよう!の気持ちが勝り、踏み出す。
それが成功に繋がる。

以上、一線を越えたとき成功が待っている。
と言うお話でした。

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(感想)
やるか止めておくか!
を迷う心理と、そこから思い切って一歩踏み出す・・
という動きある部分が緊張感を持って伝えられる。

「一線を越えたとき」
迷っている心が定まり、思い切って飛び出すとき
を表現した言葉であるが、
印象に残る表現だった。


(気づいた点)
前半にはなされたエピソードが本当の話かどうかが気になってしまうところ。
(3つほどの出来事を合成した、ということだった)
先月のエピソードが作った話だった、と言うことだったので、
今回はどうかな?と気になってしまったのだ。
posted by しくむ at 22:27| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仕事の話題をさわやかに!(実習会スピーチより)

コインの裏表
実習会スピーチ
平山雅和氏

コインの裏表というお話です。
皆さんの中に見た方もいるかと思いますが
「相棒」という映画・ドラマがありましたよね。
ここでは、頭脳的な上司と考えるより前に前に進む行動派の部下。
この正反対の2人が相棒となり活躍する物語です。

こんな感じで、全く違う二人が組むと上手くいく、ということは良くあります。


私が新人の頃・・・
催し物とかで人前に出るのが好きで、またそこでうまく振る舞う先輩がいました。
ここにこれまた口のうまい新人が見習いで一緒に営業に回っています。

平山「先輩だと営業、上手く行っているんですよね?」
先輩「それが、うまくいってないよ。2人とも良くしゃべるから、どうもかち合ってしまうみたいで・・・・」

それからしばらくして、
今度は私がその先輩について営業に出ることになりました。

私はとつとつとしてあまり話せませんでした。
そこに先輩は入ってくれて、
続々と契約が取れる感じになりました。
成果大です。

営業が終わって・・・・
先輩「なんで上手く行ったと思う?」
平山「私あまり話せませんでしたけど、先輩に助けていただいて・・・」
先輩「そう、おまえは話さなかったのが良かった。少し話して、後はお客さんの言うこと聞く。そちらの方がずっと多かった。こういうのが大切なんだよな」

この後も、先輩についてたくさん学べました。
そして、今でも親しい関係は続いています。
やっぱり、私のような口下手な者と、先輩のような雄弁な人が組むとあうのかな?
と思えてきます。

以上、コインの裏表・・と言うお話でした。

koinn.jpg



(感想)
仕事の想い出を他のことをやっている聞き手にもわかりやすく、
人間関係に焦点を当て、結論を浮き出させていた。
さわやかな後味を残す好スピーチだった。

(気づいた点)
「相棒」の物語は話さない方が良かったかも知れない。
1 スピーチ時間は20秒オーバーだったので、この部分を話さないと単純にいいスピーチ時間になっただろうこと。

2 性格の違う二人が組めば力が出せる・・という結論が「相棒」のそれを語ることで予想がついてしまう(ネタバレになってしまう)懸念があったので。

主題・・コインの裏表ではなくて、
違う2人が組めば強力だ!とかでいかがでしょう?
posted by しくむ at 00:32| 埼玉 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月02日

スピーチ勉強会のお知らせ(7月20日)

7月勉強会=第34回実習会のお知らせ

日時:7月20日(日)午後1時3分〜4時57分
場所:赤羽会館

3分スピーチ課題「気」または「自由題」
講義:「スピーチに生かす心理学」 今回は私=しくむが担当します。

スピーチは、自分の気持ちを述べる・・それが裏の主題(本当に話したかったこ
と)・・第6回実習会の講義で話しました。
http://shikumu.seesaa.net/article/14664228.html

また、「右脳のスピーチ左脳のスピーチ」
http://shikumu.seesaa.net/article/63550816.html
というのも実習会の講義ではなさせていただきました。

このように、感情、気持ちというものがスピーチに魂を入れる上で大事になって
くる。というのが私の持論です。
そのとき、私はどういう気持ちだったのか?
それが明確になっていれば、スピーチもぶれない。・・

とそんなことを考えながら、心理学(表面上の感情に元にあるもの)等々を話せたら・・
と思っております。

都合の付く方、是非参加下さい!
初参加の方歓迎
posted by しくむ at 05:33| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 教室レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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