2004年08月24日

5 言葉が足りなくとも・・(8月24日記)



受講の最後はスピーチコンテストで閉められる。3ヶ月目の節目。普段スピーチに慣れてきた受講生もプレッシャーと緊張感の中、普段通りの力を出せないこともままある。(甲子園みたい?)

瀬田秀夫、1週間前の模擬披露宴で大活躍、そのときのスピーチでは大爆笑を誘った彼も、そういう一人だった。

タイトル「なぜ、いまここに立っているのか!」
「この1週間、今日のために必死に考えたけど、何も思い浮かばなかった。行き詰まって他の受講生に電話もしてみた。つながらなかったけど・・。もう今日は休もうかと思った。入口で帰ろうかとも・・。でも、思った3ヶ月一緒にやって来た仲間がいる。共に今日終了式を迎えたい。・・・」

言葉に詰まりながら、涙を見せながら・・・・
言葉は全く足りなかった。筋書が出来ていたわけでもない。スピーチとしては成功ではないだろう。
しかし、気持ちは伝わってきた。涙もろい女性同期生たちは、鼻をすすっていた。

私はその夜、彼に次のような感想メールを書いた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
準備が出来なかったことは、分かったのですが、気持ちがよく伝わってくるス
ピーチでした。涙のあるスピーチでした。それに引き込まれ涙を見せた人
も・・・

スピーチには2つの要素があります。
1 伝えたい気持ちや主張があること
2 それを伝えるための構成や筋書きがしっかりしていること。

今回瀬田さんのは1は一番だったんではないかな!
1は感性・価値観の問題でその人の根源的なもの。
2は技術的なもの。
私は1の方が大切だと思っています。
そして2の方が練習等によって上達するしやすいのではないか?

私の主観も混じっていますが、そんなことを思いながら聞きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼のスピーチは入賞はしていない。それは妥当なことのなのだろう。しかし、彼に投票した、という人もいる。
そして、今でも心に残っている。


posted by しくむ at 00:00| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/22253719

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。