2004年04月03日

11 難しい課題を具体的に

第5回の授業、課題は「挨拶を励行して」である。この課題を”一番難しい”思う受講生は多いようだ。そのような意見をよく聞く。ちなみに私も現役生の時にはそう感じだ。
しかし、そういった中でも、聞かせるスピーチは多い。そういうものを掘り起こしていきたい。

四宮美代子さん

【声を出して挨拶をしたら意識が変わった】
「この1ヶ月は挨拶月間、今まで以上に挨拶をしなければ・・・という意識は強かった。私は”恥ずかしい・怖い”という気持ちがあって大きな声で挨拶することは大の苦手だった。

 職場では部署は別だけど席が背中合わせになっている同僚がいた。ただ、挨拶は交わしていなかった。背中向きだと、大きめの声で挨拶しないと声が届かないから・・・・。ところが、ある日、相手から挨拶をしてきた。こちらからも挨拶を返していい雰囲気になったのだけど、これは数日しか続かなかった。・・・・挨拶月間を迎えてのはそんな頃だった。

 思い切って大き目の声で後ろの同僚に挨拶をした。彼女も返してくれた。このときの挨拶は次につながった。それからは雑談とかできるようになったのだ。」

大き目の声を出すのが恥ずかしい、怖い・・・私は声の大きめの人間ですが、共感しました。確かに気恥ずかしい。
そこから、その同僚との雑談に至るまでの経緯とが分かりやすく、そして、そのときの感情が伝わってきました。

映像イメージとしての描写と意識の変化が印象に残るスピーチでした。


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13 80%のバリア



教室第5回課題「挨拶を励行して」より
宮本詩織さん
私は、人と対しているとき黙っていることがよくあった。そしてそれをそんなに気にしていなかった。ところが友人から
「あなたといると無言の時間が多くて困る」
と指摘されてしまった。私と話していて退屈そうにしていた相手が、別の人と話し出すと笑いとともにとても生き生きと弾んでいるのが寂しかった。

以降、沈黙の時間が気になっている。
私は会話が苦手なのです。
挨拶をするとその後に会話をしなければならない。しかし、私はその会話が続かない。それが怖いのです。
そう思ってこれまで100%のバリアを張っていました。
でも、今回の挨拶月間、挨拶の大切さを学び、それが80%くらいまで下がったかな?と自分では思っています。」

80%のバリアという言葉が耳に残った。そして、その気持ちも良く分かる気がした。
【相手が別の人と話し出すと急に会話が弾みだす】とか
僕も似たような経験は何度もしているから・・・・。
特に職場の宴会等では・・・。

100%から80%に下げた・・・・表現の妙を感じた。そして、それは本人のナかでは大変に大きなことだと思える。物事が動くとき、それは最初の出だしが一番力が要る、いったん動き出せば、想像しているよりも遥かに簡単に成してしまう。
これは物理に法則だけど人にも当てはまる場合が多い。

この日、宮本さんは飲み会で普通に会話をしていた。動き出した状態だと見える。(本人の中では努力中の状態だったのだろうけど・・・・)
それを暖かく感じた。雪解けをイメージさせるからだろうか・・・・・
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2004年04月17日

14 スピーチを推理ドラマ風に

第7回はテーマに選択肢が多い「困ったこと、頭にきたこと、大変だったこと、人生で一番だったこと」
今回の教室スピーチ、面白いと何度も思わされたです。

中山貴則氏
僕が頭に来たのではないけど・・・・
友人の話です。駐車場にバイクをとめた。帰ってくると、傷がついていた。管理人そのことを問うと「気がつかなかった」との返事。・・・・・近くで寝泊りしている浮浪者の方がいた。そして、目撃していた。・・・傷つけたのは管理人だよ。一緒に倒れたバイクを起こしたんだから、間違いないって・・・・・。友人は、管理人室へ引き返す。さっきの管理人は帰ってもういなかったけど・・・責任者から、弁償代を受け取った。

浮浪者の目撃者、犯人は一番身近な管理人。とスピーチは、推理ドラマのように展開しました。
後に残った印象が、ワクワクしながら聞いていた。”犯人が分かって、弁償を受けることが出来てよかったね。”
そんな爽快感が・・・・・。
主題は、”浮浪者さん、ありがとう” という感じなるのかな?


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2004年08月04日

1緊張感を楽しもう



「人前で話す・・・それだけは勘弁してくれm(_ _)m。」実家・親戚、私が育った環境ではそういうタイプの人が多かったです。
皆さんはいかがでしょうか?

恐らく9割以上の人々に当てはまる、と私は思っています。
以前、職場で3分間スピーチなるものがありました。順番なので年3〜4回回ってくる。
「スピーチの順番が近づいてくるとそれだけで憂鬱になる」とスピーチを始める人がいたり(^^;)

何がそんなに嫌われているのか?
あがり・緊張感・・・この気分が大いなる不快感だ」と言う方も多いのではないでしょうか?これは私の理由でもありました。
(皆さんの場合を教えて頂きたいですが・・)

ところが、表題のようにスピーチした人がいました。(教室最終回スピーチコンテストにて)

「スピーチには緊張感がつき物である。それは、決して心地よいものではない。
しかし、それを終えたとき大きな達成感、心地よさを感じることが出来る。
これは緊張感の褒美なのかも知れない!
そういうことを念頭に置き人前に立つとき、いつしか、【スピーチに伴う緊張感を楽しもう!】と思い始めた。
完全とまでは行かないが、そんな境地で話せるときもある。
それは至福の時でもあるのだ」

コペルニクス的転換と言えば大げさでしょうが・・・
私は緊張感に対する観念がガラリと変わったのでした。
・・・・・自分になかった発想を聞き、それに共感したとき、いい話を聞けた・一つ利口になった。と聞くことの満足感を得ることが出来るのです。
(2004.8.9記)

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2004年08月09日

1緊張感を楽しもう




「人前で話す・・・それだけは勘弁してくれm(_ _)m。」実家・親戚、私が育った環境ではそういうタイプの人が多かったです。
皆さんはいかがでしょうか?

恐らく9割以上の人々に当てはまる、と私は思っています。
以前、職場で3分間スピーチなるものがありました。順番なので年3〜4回回ってくる。
「スピーチの順番が近づいてくるとそれだけで憂鬱になる」とスピーチを始める人がいたり(^^;)

何がそんなに嫌われているのか?
あがり・緊張感・・・この気分が大いなる不快感だ」と言う方も多いのではないでしょうか?これは私の理由でもありました。
(皆さんの場合を教えて頂きたいですが・・)

ところが、表題のようにスピーチした人がいました。(教室最終回スピーチコンテストにて)

「スピーチには緊張感がつき物である。それは、決して心地よいものではない。
しかし、それを終えたとき大きな達成感、心地よさを感じることが出来る。
これは緊張感の褒美なのかも知れない!
そういうことを念頭に置き人前に立つとき、いつしか、【スピーチに伴う緊張感を楽しもう!】と思い始めた。
完全とまでは行かないが、そんな境地で話せるときもある。
それは至福の時でもあるのだ」

コペルニクス的転換と言えば大げさでしょうが・・・
私は緊張感に対する観念がガラリと変わったのでした。
・・・・・自分になかった発想を聞き、それに共感したとき、いい話を聞けた・一つ利口になった。と聞くことの満足感を得ることが出来るのです。
(2004.8.9記)
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2004年08月16日

3 女の解釈を印象的に

教室、月末は合同講義があります。そのときはコンテスト出場者以外は1分スピーチをします。1月のテーマは「雪」・・・・皆さんどんな物語を連想するでしょうか・・・

(先輩修了生 坂下由利子さん)・・・
「雪女という童話があります。あの話、はじめは、@「約束を破ってはいけない。」と言う話かと思っていました。それが社会に出た頃になるとA「人を簡単に信用してはいけない」という解釈なって、今はこんな風に思っています。B「好きな人を試したくなった」  実際私も好きな人を試したくなってそれで失敗したことがあります(^_^;)」



この話は成長するにつれて同じ物語の解釈が変わっていく話でした。
子供・・大人・・女性の解釈。最後に自分も女の解釈を実践して失敗してしてしまう、という実体験で結び、Bの解釈を印象づけます。
女性の深層心理を抉り出す深みのある内容と効果的な構成、わずか1分でこれだけ聞かせるのか!と僕は感服しかわいい先輩を見直しのでした。

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2004年08月24日

5 言葉が足りなくとも・・(8月24日記)



受講の最後はスピーチコンテストで閉められる。3ヶ月目の節目。普段スピーチに慣れてきた受講生もプレッシャーと緊張感の中、普段通りの力を出せないこともままある。(甲子園みたい?)

瀬田秀夫、1週間前の模擬披露宴で大活躍、そのときのスピーチでは大爆笑を誘った彼も、そういう一人だった。

タイトル「なぜ、いまここに立っているのか!」
「この1週間、今日のために必死に考えたけど、何も思い浮かばなかった。行き詰まって他の受講生に電話もしてみた。つながらなかったけど・・。もう今日は休もうかと思った。入口で帰ろうかとも・・。でも、思った3ヶ月一緒にやって来た仲間がいる。共に今日終了式を迎えたい。・・・」

言葉に詰まりながら、涙を見せながら・・・・
言葉は全く足りなかった。筋書が出来ていたわけでもない。スピーチとしては成功ではないだろう。
しかし、気持ちは伝わってきた。涙もろい女性同期生たちは、鼻をすすっていた。

私はその夜、彼に次のような感想メールを書いた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
準備が出来なかったことは、分かったのですが、気持ちがよく伝わってくるス
ピーチでした。涙のあるスピーチでした。それに引き込まれ涙を見せた人
も・・・

スピーチには2つの要素があります。
1 伝えたい気持ちや主張があること
2 それを伝えるための構成や筋書きがしっかりしていること。

今回瀬田さんのは1は一番だったんではないかな!
1は感性・価値観の問題でその人の根源的なもの。
2は技術的なもの。
私は1の方が大切だと思っています。
そして2の方が練習等によって上達するしやすいのではないか?

私の主観も混じっていますが、そんなことを思いながら聞きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼のスピーチは入賞はしていない。それは妥当なことのなのだろう。しかし、彼に投票した、という人もいる。
そして、今でも心に残っている。


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