2005年04月20日

16 段取り上手の第1歩


昨日は、トーク会が催された。第2回(第1回は私が参加していない(>_<)
この会は主に修了生が練習する場、という位置づけで、8割が修了生で占められた。私もここではみんなと同じ立場で楽しめた(普段の教室では私はお手伝いであり、ちょっと楽しむ立場とは違ったりする)

ベテランが多いからかどうか、面白いスピーチ、印象的なスピーチ、意外性のスピーチ・・・・の連続で時間を忘れてしまいそうだった。

その中から1話紹介したい。
天田元也氏
「自分なりのキーワードを見つけた」
先日、尊敬する先輩から座右の銘を教えてもらった。”それは効果的か?”行動の前に一呼吸おいてそれを自問してみる。とのこと。 今朝、仕事で普通にやれば1週間かかるだろう仕事(書類の処置・調べ物)を命じられた。これは参った。これまでの私だったら、片っ端から書類を処置していくのだったけど、今回は・・”それは効果的か?”と自問した。そして、方法を変えた。書類の束を仕分けることから始めた。
1 人に任せる 
2 メールで処置する 
3 電話で処置する 
4調べる必要あり。 
こんな風に書類に付箋紙をつけていった。・・・これが功を奏した。お陰で今日は、7時に仕事を終えることが出来、こうしてトーク会に参加できました。



トーク会に来ることが出来た。とタイムリーなオチになり、場にピッタリときた。
参加者のコメントも、”自分も仕事で困ることがあって・・今の話はとても役に立ちます”とお礼の弁だった。
行間に自信を見てとれ、そして、爽快感のあるスピーチとして印象に残っています。

・・・気付いた点を2点あえてあげるのですが・・・・
1 主題は、もっと”ズバリ”の方がすっきりしたようにも思えます。
 ・ 行動前に自分に問い直そう!
 ・ 一呼吸おいて考えよう”それは効果的か?”

2 構成(仕事のエピソードから入るともっと印象的になった気がするのです・・・)
  「今朝、どっかりと仕事をもらってしまいました。普通だと1週間もかかりそうな分量を・・・・”それも今日中に処置しろ!と(T_T)。”今日はトーク会の日。絶対に7時までには終わらせたかった。これまでの僕なら、闇雲に書類に取り組んでいただろう。しかし、先輩の言葉を思い出した”それは効果的か?”一呼吸おいて考えた・・・そうだ、書類を仕分けることから始めよう・・・・お陰で、今この場に立って話しています。」

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2005年05月21日

愚痴を交えて孝行スピーチ

IMG_0803.jpg
トーク会スピーチ
三浦公平氏
「親父は大満足で帰っていった」
「僕は、京都出身です。先日、父から電話が掛かってきて、週末、こっちに来るという・・・。僕はデートの約束もあったけど?親父につきあいました。
親父の行きたいところというのは、観光地とかではなくて、昔の友達のところ。そこで何をしているかといえば、自慢話。油絵や印鑑を掘る趣味があって自慢のネタには困らない。さらに、その作品のアルバムまで持ってきていたんですねぇ。たくさんの旧友に会って、僕にすれば同じ話を何度も聞かされた。・・極めつけは、この話し方教室の飲み会に参加して・・そこでも自慢話。しかも、この教室は誉めのプロが揃っている。たくさん誉められて、帰りには「いい人たちだなぁ」と喜んでいた。
でも、こんな親父だけど、いいところが一つだけある。それは誉められ上手。よく、誉められると遠慮して「そんなこと無いですぅ」とか、消極的な反応をしてしまう人がいます。そうするとこちらも気を使ってしまって「いわない方がいいのかな?」と遠慮してしまう。
その点、親父はストレートに喜ぶ。誉め甲斐がある、と言える思います。」



私はその飲み会には参加していなかったのですが、頷いている参加者は複数いました。
そのときの会費には5000円を置いていったそうで・・気前がいい!
そういうのも合わせて・・・ほのぼのとした風景が伝わってきました。
それを語る三浦君も、言葉は愚痴だけど、表情はニコやか、
「人から誉められたときは素直に喜ぶ方がいい」との主張で締められました。
笑いあり、笑顔あり、教訓あり。親孝行者の姿がそこにありました。
エピソードから入って、教訓で締める。・・話の構成も模範的。主題が話題にピッタリとくる。そして、印象に残る。
「心に残るスピーチ」にふさわしい作品に出会えた・・・そんな充実感を覚えました。
posted by しくむ at 02:04| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月29日

時に求められる?精神的な満足(コンテストスピーチより)

若松三保さん
【コミュニケーションの先は未知数な出来事が待っている。】
会社のイベント担当の遠藤さんから企画品の泡たちネットをもらった。これは化粧に役に立つ。・・感謝月間の時、遠藤さんにお礼を言った。・・すると、泡たちネットを3つ、その他イベントで使わなかったグッズ・映画の試写会の券をくれた。・・・・”今合った人に教えてもらうこと、助けられることは未知数”と習った。確かに、その人から、世界旅行に誘われるかもしれない・・異性であれば一生のパートナーになるかも・・
画像 139.jpg

具体的エピソードから入って教訓で締める。非常に分かりやすい。
そして、笑いの箇所も3箇所ありましたね。
主題も明確であり模範的スピーチだと思えました。

で、このスピーチのネックをあえて探っているわけなのですが・・

1 世界旅行・・これはちょっとありえないかも?と思えたり・・

2 話が全てモノ(をもらう)のことなのですね。現実の思考は別として、聞き手はスピーチを聞く時は精神的な満足とかそういったことが含まれていた方が好感を持つ。と言うのがあるかもしれません。
posted by しくむ at 12:30| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月26日

親父の感動系 (コンテストスピーチより)

昨日実施されたコンテスト スピーチより・・・・
■酒田俊哉氏
 【自分から話しかけよう】
2月目誉めよう月間になった。かみさんの料理を誉めることから始めてみた。しかし、誉めるのが難しい。・・・けど「しょっぱいけどいいね」等々誉めているのか、逆のような言葉でもあったけど、そこでは会話になった。
新しい料理が出てきたりも下。そして、食卓が明るくなった。
次に、子供にも声をかけるようにした。
帰ってきたときに「最近、どうだ?」という感じで・・
つい先日、上の子がこれからのことを相談してきた。この子はこんなしゃべる子だったんだ。
以前は子供が私を拒否していると思っていたが、私のほうが話しかけていなかったことに気づいた。教室に来なければ会話のない家庭に満足していたかもしれない

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誉めよう月間に触発されて、家族に声をかけられ、会話量が増え、お子さんからも相談を受ける。会話量が激増した。そして、今までは会話がなさ過ぎたことに気づいた。
会話を交えた家での描写とこれが変化していくさま、そして気づき。
エピソードから主題への流れが自然にスッと沁みてきました。
聞き終わったときに、ほのぼのとした暖かさと、
主題「自分から話しかけよう」に説得力を感じてすっきり感を覚えました。


語られたエピソードはかみさんとの食卓、子供との会話の2つになりますが・・・
子供との会話の方を中心に膨らます構成が有力だったかもしれません。

私は、「ある一定年齢以上の男は、”涙を誘うような感動スピーチは難しい”と思っていましたが、今回、酒田氏のスピーチは涙を誘うというのではないけど、感動系としての一つの模範例を見た気がしました。
posted by しくむ at 20:49| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月02日

年配男性スピーチの鬼門  「感動(涙)系」

画像 005.jpg以前

”私は、「ある一定年齢以上の男は、”涙を誘うような感動スピーチは難しい”と思っていましたが、
と書いたことがあった。(6月26日)
(なお、一定年齢とは・・私と同年代以上を想定しています。)

今日はこの仮説について、つっこんで見たい。
これまで、涙を誘うような感動系のスピーチ、だと感じたものは
過去(子供の頃、学生時代、つい最近まで等々)につらい状況・キツイ状況(人とうまく話せなかった・・上がり症が酷かった・等々)があった。
そして、「それを乗り越えた・・乗り越えつつある・・立ち直るきっかけをつかんだ。」
こういった内容のものだ。

で、ある年齢以上・・の話に戻ると
・・これまで、その系統でのスピーチはなかった(私の聞いた範囲では)。
というのが一点。

もう一点は・・もしあったとしても”いい年をしてそんなことで悩むな!”と聞き手が感じてしまう観がある。
年輩者に対しては”弱かった自分が立ち上がった”という話よりも、”人生経験で悟った教訓的なこと”を期待してしまう。


先月のスピーチコンテストでは年輩者の男性が2人。
家族との接し方を「教室で学んだ、誉める・話しかける」を実践してみた、エピソードから教訓を引き出したスピーチだった。
見事な構成で、説得力を感じさせる、「年輩者はこういう話がいいんだ!」模範例として印象に残った。

ただし、この話は感動系ではあるけども”涙を誘う”系ではないだろう。
そういった意味では、最初に述べた、”ある年齢以上の男性は涙を誘うようなスピーチは難しい”という感覚と矛盾するわけではない。


では女性では・・ということになるが・・この教室でも(あるいは他も含めても)、女性のスピーチは少ない。その上、ある年齢以上(私と同じ以上を想定)は、聞く機会があまりないということもあって、私の感覚がまとまりにくい・・仮説に成ってしまう。(と言い訳が先に立ってしまったが)・・・

実際は女性の方が男性よりも強い、ということもあり得る。(以前、この論題でディベートを行ったことがあるが、このときは”女性が強い”論に軍配が上がった。)
しかし、スピーチ等、公に弱さを見せることは女性の方が、多分しやすい。そして、共感も得やすい。
男性は、会社等で弱みを見せると不利になることが多い。このため、実際に弱くても”弱みを見せない”という習性がある。そして、周りもそれを期待する価値観が強い。(弱みを見せるのはごく親しい人にだけ、とか)


”涙を誘う感動系”のスピーチが”弱かった自分が立ち直った。or つらい状況を改善させた”といった内容(これも私の仮説なのだが)とすれば、弱みを見せやすい、女性の方が(同じ年輩者だとしても)、やりやすい・・と私は考えるわけです。
posted by しくむ at 00:42| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月18日

思わぬスピーチ機会   「カウンタークーデター論」

リレースピーチ
前の人「最近見たことは、英国でのテロです。」
で、「テロ」が私の課題になった。」

池本「今回のテロもイスラム勢力の過激派”アルカイダ”だとか、言われていますが・・米英の権力者が黒幕ではないか!という説があります。陰謀説とか言われて、戯言にような扱いを
されることがありますが、私はかなりの説得力があると思っています。」

いかんせん30秒なので、話はこれだけ(結論)で終わってしまった。
で、この話を少し掘り下げてみようということです。


1 数年前、職場同期との会話から・・・・
小野「クーデターはなかなか成功しないけど、カウンタークーデターは成功することがあるんだ。」
池本「カウンタークーデターとは?」
小野「あるとき、クーデターや反乱、テロ活動が起こった。それを鎮圧するために、あるいは、防止するために、”権力を集中して迅速に対処しなければならない”という理屈で、それまでよりもずっと大きな権力をのっとってしまうことをいう」



2 映画より
昨日にスターウォーズエピソード3を見てきたが、話の本質はカウンタークーデターだった。
前もって評論「副島隆彦の学問道場7月7日コラム」を読んでいたので、派手なアクションよりも、そちらに関心を持ちながらの鑑賞になった。
ード3.jpg
黒幕の銀河共和国元老員議長は、裏では「分離主義者」をそそのかして反乱を起こさせる。
表の顔は、銀河共和国を守る支柱・・・

そして、共和国の平和と安全を守るために・・・(前述コラムより引用)
>> だから、この物語の中で一番重要なのは、悪者の暗黒面の元老院最高議長が、共和国全体を乗っ取っていく話だ。元老院の議事堂で最高議長が、「銀河連邦を敵から防衛するために、連邦はこれから共和国ではなく、銀河帝国となって生まれ変わる」と高らかに宣言した。それに対して圧倒的多数の加盟国の惑星の代表団が歓呼の声で迎える。<<

哀れは、そそのかされて反乱を起こした分離主義者たち。
黒幕議長から用済みと判断され、命を受けたアナキン=ダースベーダーに皆殺しにされる。


1・2のことが念頭にあり、冒頭のリレースピーチになったわけです。
教室の普段にはこういうことはスピーチにはなりにくいのですが、先日は思わぬところで、そんな機会を得ました。

posted by しくむ at 01:56| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月21日

嘘論の言い訳  トーク会リレースピーチにて・・

頼藤和寛(精神科医)の著作より
yorifujikazuhiro.jpg

嘘とは、自分が信じていないことを述べることである。・・・・これは正直に言うことよりもずっと難しい。何しろ、自分が信じていないこと、つじつまを合わせて信憑性がある風な話にしなければならない、のだから。
大変に複雑な情報処理を行っていることになる。
通常5歳、いや10歳以上にならなければ、嘘をつくのは無理だろう


なるほど、確かに確かに・・・
正直に話すよりも、嘘をつく方がずっと難しい。実感としてそう思ってしまう。


一昨日のトーク会 リレースピーチにて・・・
流れ的に嘘について述べることになってしまった。
「僕の名前には”真”がつきます。両親の思いは聞いたことはありませんが、”正直”を願ったように思えます。・・確かに、子供の頃は正直者だったと自分では思っていますが・・大人になっては、嘘をつかない、などということはありません。・・むしろ、嘘をつかない人とというのは大人とは言えない、そんな風にいえるかと・・。”人間正直が大切”というのは建前言葉なのです。その建前を通しつつ、嘘を罪悪視するのはやめた方がいいかもしれません。」

以前、ここで書いた
嘘は悪いこと!・・・・嘘を成り立たせるための建前
「嘘をついたことがない」は本気?  (読書感想)

の持論を展開してしまった(^^;)
・・そのことで”嘘つき”のイメージが強くなってしまったみたいで・・・
それは誤解?です・・私、人並みですので・・

以上、トーク会スピーチの言い訳でした。
posted by しくむ at 01:07| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 心に残るスピーチ(教室編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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